メインビジュアルは、香港のアーティストのウィンソン・マー（ブラザーフリー/ブラザーワーカー）が担当した年でした。
この頃のTTFは会場が、現在開催されている場所ではなく、
京華城Mira9Fという巨大なショッピングモールのようなところの9階で開催をされていました。
キャッシュディスペンサーなどが建物内にあったので、欲しいものがあるお客さんはすぐにおろしてお金をもって来ていたので、とても売れたという実感があります。
時期も、現在のTTFは10月ですが、この頃はとても暑い7月に行われていました。
この時期は台湾のマンゴーがとてもおいしく、BARに連れて行ってもらった際に
ずっとマンゴージュースを注文して飲んでいたら、お店のマンゴーが切れてしまうという
イナゴのようなことをやってしまったことがあります。それくらい台湾のマンゴーが美味しくてですね。
私はブースというよりは、色々なお店やメーカーさんからソフビを販売して頂いて、
サイン会やカスタム作品のオークションや、おされな自転車のカスタムなどを行っていました。
この頃はアメリカからもKIDROBOTや有名クリエイターが数多く参加していました。
Mr.POWERというファランクススタジオ（台湾）の素体をカスタムしてオークションするというもので作って参加したのがこちらです。
このオークション、私のものはとんでもない価格で落札されたと思います。たしか、シンガポールにお住いのジェフリーさんという方が落札されたと思います。
ファランクスのオーナーに自転車をカスタムペイントしてほしい、この自転車のまっさらなのをあげるからと言われ、
有頂天で描いたのがこちらになります。
ここらへんのTTFは本当に景気も良かったし、色々なメーカーから作品が出ていたし、黄金期だったのは間違いないと思います。
TTF2008
会期：2008年7月10日～13
場所：台湾 台北 京華城Mira9F
