ソフコンを立ち上げた思い

何度かスペースなどでも軽く話をしているのですが、

何故いちクリエイターである私がソフコンを立ち上げたのかを記録としてこちらに書いておこうと思います。

私は長年沢山のクリエイターにアドバイスをして育成にも力を入れてきました。

弟子の第一世代の照紗さん達は立派にソフビクリエイターとして羽ばたいて行きました。

新たに自信の娘でもあるMAOや現在のソフ魂メンバーを育成し始めました。

チームメンバーがソフビ作り始め、完成して海外遠征へ行った辺りで

大阪のCASOさんで何かイベントをしないか?という話がロケットジャックさん経由で来たので、

海外遠征をしたソフ魂メンバーのグループ展をしたらどうだろうかという話になったのですが、

どうせやるのであればもっと、どデカクできないかなと考えていた際脳裏に浮かんだのことがありました。

上にも書きましたが、私が何故、育成をし始めたのかというのには理由があり、

24年もの間DESIGNER TOY、ARTTOYの業界に居させてもらい、色々な国のこの業界の様子を見せて頂いて来ました。

中でもARTの中心地と言ってもいいアメリカでは作家の層の厚さに驚愕し、これは到底太刀打ちできないくらいの

クリエイターの数だと感じ、しかしながら質の高さ、日本という固有の土壌で育んできた、クリエイターの完成や

センスの高さがあり、もっと層を厚くしたら張り合っていけるんじゃないかと感じそこから育成を始めました。

時間やノウハウ、パイプなどを伝授しても、軽く見られ、売れるようになったら去って行ったクリエイターも一杯います。

が、そんなことをネチネチ言っている場合ではなく、そんなクリエイターも私の元から離れても立派な戦力にはなるだろうと思い

話を聞いてくれるクリエイターに注力してアドバイスしてきました。

その育成の場、としてもDESIGNER TOY、ARTTOYだけに絞った発表の場というものが作れたら、

育成にはもってこいなのではないか?と考えました。

その当時大阪でソフビのシーンを、そして大阪をもっと盛り上げたいという思いのロケットジャックさんと

ベクトルは違うものの、結果同じ方向を目指せるんじゃないかと意気投合し、

(ロケットジャックさんはかなり古くからの友人だったのもあり)

ソフコンを立ち上げよう!ということになった次第です。

オリジナルの作品で、自身の作品の発表の一つの媒体としてソフトビニールを使っているクリエイターで

海外へ撃って出てほしい人材にお声がけして現在のソフコンの形が出来上がっていきました。

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Author: toumart.biz